読みもの 宇宙エネルギー/フリーエネルギー開発研究 GIN -ジン- 「目に見えないモノ」
GIN(ジン)は宇宙エネルギーの研究と開発を行っています。
1897年9月21日、アメリカのサン紙に掲載された社説を御紹介いたします。

『バージニア』という女の子が『ニューヨーク・サン』という新聞に、一通の手紙を送りました。

はじめまして。私は8さいです。
「サンタクロースなんていないよ」って友達が言います。
パパは「サンしんぶんに書いてあることはいつもほんとうだ」と言います。
ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?

 当時の副編集委員、『フランシス・チャーチ』は、この少女の手紙に社説で答えました。

 
 Yes, Virginia, There is a Santa Claus.
(そう、バージニア。サンタクロースはいるのです)

バージニア、あなたの友達は間違っています。
目に見えるものだけが信じられて、目に見えないものは信じられないのでしょうか?
そう、バージニア、サンタクロースはいます。
それは、この世の中に愛や、思いやりや、まごころがあるのと同じように、確かなことなのです。
もしもサンタクロースがいなかったら、人を信じる心も、詩もロマンスもなく、人生はちっとも楽しくありません。
この世の中で、一番確かで変わらないものは、大人の目にも、子供の目にも見えないのです。

長文なので、一部略しています。原文を見たい方はこちら
この記事はとても米国の人々の心を打ち、以後約50年間、サン紙が廃刊になるまで、クリスマスの時期になると毎年掲載されたそうです。


この心温まるエピソードは、とても重要な事を私達に教えてくれているように思います。 

ついつい目に見えるもの、物質的なものを重視してしまう私達ですが、物質的な欲望をいくら満たしても、真のやすらぎを得る事はできません。億万長者と呼ばれる人達も、必ずしも幸せであるとは限らないのです。

真のやすらぎとは、愛やまごころや慈しみと言った、目に見えないものから得られるものです。

これは仏教の基本的教義でもあります。

「一切の形成されたるものは無常である。」(諸行無常)と明らかな智慧をもって観るときに、人は苦しみから遠ざかり離れる。これこそが人が清らかになる道である。※注1

 お釈迦様のこの言葉を簡単に説明いたします。
諸々の事象・物質が「いつまでもある」と思う偏った考えが苦を生む。 この世の諸々の事象・物質は移ろいゆくもの・はかないものであると知って、それに捕らわれてはいけない。 これこそが人が清らかに生きる道である。

閑話休題 宇宙エネルギー/フリーエネルギー開発研究 GIN -ジン-

実は、愛やまごころや慈しみも、一種のエネルギーです。私達はそれを、宇宙エネルギーと呼びます。宇宙エネルギーとは、未だ現代科学で認知されていない、エネルギー粒子の総称です。例えば、仕事がうまくいかなくて、悩んでいる友人がいたとします。

「がんばれ、君ならうまくやれるさ」

あなたがそう声をかけると、目には見えない『言葉のエネルギー』が、あなたの友人の心をいやします。

「ありがとう」

あなたの友人は、うれしそうに答えました。「ありがとう」の言葉は、逆にあなたの心をいやします。いわば、エネルギーのキャッチボールです。私達が何気なく話す日常的な会話の中にもエネルギー(念)が込められています。

また、「植物に音楽を聞かせると成長が良くなる」というニュースを、ご存じではないでしょうか? 「モーツワルト」の曲を聞かせるのが特に効果的らしいです。なぜ音楽を聞かせると植物の成長がよくなるのでしょうか?

「音のエネルギー」が、植物の成長を促しているのです。古来、日本では「音霊(おとだま)」と呼ばれています。

植物に、
「おい、おまえ、今日も元気そうじゃないか。」そう声をかけてやるだけでも、効果があるといいます。

私達の幸せ探しは、まず、「見えないもの」に目を向けることから始まります。

※注1 参考文献 中村元・田辺祥二 『ブッダの人と思想』 日本放送出版協会 1998年 P.17



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